中2数学でマスターしたい基本の技を、具体的な問題形式の形で単元ごとにまとめたリストです。
教科書の章の名前には、どんな問題を解くのか直感ではわからないものもあります。そこで、具体的な「問題形式」をリスト化することにしました。
例えば、「1次関数のグラフ上の点の座標を答える」「図形の性質の証明(合同を利用して、辺の長さが等しいことや角の大きさが等しいことを証明する)」などのように、何をする問題なのかわかりやすい表現で書いてあるのが特徴です。
「こんな問題が解ければいいのか!」「今日はこの問題形式を練習しよう」というふうに、目標設定や勉強内容の決定にお役立てくださいね。
※応用問題や文章題については、その全てを列挙することは難しいので、主なものを例示しました。
※中2で扱う範囲については、令和3年発行「新しい数学2」を参考にしています。学習指導要領の変更に伴い、最新の範囲と異なる可能性がありますのでご注意ください。管理人が最新の資料を入手次第、このページは更新していく予定です。
※早急に反映してほしい変更点や、追加してほしい問題形式がありましたら、リクエストフォームから教えていただければ幸いです。
●式の計算
次数を答える、何次式か答える
同類項をまとめる
文字が2つの多項式と数の乗法・除法
単項式どうしの乗法や除法
乗法と除法の混じった式
式を計算してから代入して、式の値を求める
・文字式の利用
文字を使って説明する(続いた整数、○の倍数、○桁の自然数、カレンダー)
等式を変形して、特定の文字について解く
特定の文字について解く文章題
●連立方程式
代入して解かどうか判断する
加減法で連立方程式を解く(そのまま両辺の足し引きができるタイプ)
加減法で連立方程式を解く(どちらかの式の両辺を○倍して係数をそろえるタイプ、2つとも両辺を何倍かしてそろえるタイプ)
代入法で連立方程式を解く
分数や小数を含む連立方程式
A=B=Cという形の連立方程式
連立方程式の利用(文章題。代金、速さ、割合、濃度など)
●1次関数
文章題でyをxの式で表す
yはxの1次関数かどうか判断する
変化の割合を求める
xの増加量がわかっているときのyの増加量を答える
文章題で変化の割合は何を意味しているか答える
反比例で変化の割合を求める
1次関数のグラフ上の点の座標を答える
グラフを見て切片を答える
グラフで、xの値が○だけ増加するとyの値はどれだけ増加するか答える
式を見て傾きと切片を答える
1次関数のグラフをかく
グラフを見て式を求める
条件をみたす式を求める(傾き、グラフが通る点、変化の割合、xと対応するyの値、平行などの情報から)
2元1次方程式のグラフをかく(yについて解くやり方、グラフが通る2点を求めるやり方)
y=3, 2x=−4などのグラフをかく
連立方程式の解をグラフをかいて求める
グラフとx軸の交点の座標を求める
1次関数の利用(速さ、動点など)
●平行と合同
多角形の内角の和、外角の和の求め方を説明する
対頂角・同位角・錯角を答える
角の情報から平行な直線を示す
同位角・錯角を利用して角の大きさを求める
三角形・多角形の内角の和、外角の和を使って角の大きさを求める
補助線をひいて角の大きさを求める
合同な三角形を見つける
仮定と結論を答える
図形の性質の証明(合同を利用して、辺の長さが等しいことや角の大きさが等しいことを証明する)
●三角形と四角形
二等辺三角形の底角は等しいことを証明する、その定理を利用して角の大きさを求める
二等辺三角形の頂角の二等分線は底辺を垂直に2等分することを証明する
正三角形の定義から3つの角は等しいことを証明する
二等辺三角形になることを証明する
正三角形になることを証明する
ことがらの逆をいい、それが正しいかどうか答え、正しくないときは反例を示す
直角三角形の合同条件を使った証明
平行四辺形の定義から定理を示す(2組の対辺はそれぞれ等しい、2組の対角はそれぞれ等しい、対角線はそれぞれの中点で交わる)
平行四辺形の性質を使って三角形の合同を示す
平行四辺形の性質の逆を示す
平行四辺形となることを証明する
長方形、ひし形、正方形が平行四辺形であることを証明する
長方形の対角線は等しいことを証明する
ひし形の対角線は垂直に交わることを証明する
直角三角形の斜辺の中点は、この三角形の3つの頂点から等しい距離にあることを証明する
平行四辺形が長方形、ひし形、正方形になるための条件を答える
2つの正三角形がある図で三角形の合同を証明する
平行を利用して面積の等しい図形を見つける
面積を変えずに境界線をひきなおす
●確率
分数にして確率を求める
表や樹形図を使って確率を求める
Aの起こる確率から、Aの起こらない確率を求める
●データの比較
四分位数、四分位範囲を求める
箱ひげ図をかく
箱ひげ図から読み取れることを答える
投稿日 2022年11月19日 | 最終更新日 2022年11月29日